童話から学ぶ

2020.09.25

コロナ禍で小学校に導入されたプログラミング教育についての話題が最近遠ざかっています。

 

今やあらゆる箇所でコンピュータが活用される時代においてコンピュータの知識、その情報の判断力、学ぶ力や人間性を育てるのがプログラミング学習の狙いなんだそうです。適切な情報の扱い方や発信力、欲しい情報を正確に集約する検索力など、われわれ昭和世代から考えるとお仕着せの教育から間違いなく自分で取捨選択する時代になってきているのでしょう。

 

 

私はこの教育についてすごく懐疑的。

 

これがプログラミングとどう関連するかは、さておき、そもそもこれって教わることなのか?義務教育の一貫にしていいのかってことなのです。

 

その前にもっとすべきことがあるんじゃないのかなぁと思います。

 

このような教育がアプリケーションだとすると、

OSという教育が前提にないと機能しないのではと思ってしまうのです。

 

考えたり、創造したりするための基本、つまり土台というモラルが必要。

 

例えば童話。

 

童話をよく知ると人間が社会で生きるための知恵とか本質というエッセンスが凝縮されてるんです。

桃太郎の話はよく皆さんも耳にされると思います。

川で拾われ老夫婦に育てられた桃太郎が犬・猿・キジにキビ団子をあげて仲間にして一緒に鬼ヶ島へ鬼退治に行くという話です。

 

この話は単なるメデタシメデタシのおとぎ話ではありません。

 

これは「若者がはじめて家を離れ、仲間を得て世間の荒波に乗り出していく」ことを描いた物語なのです。

 

この物語の中では、社会で生きていくなかで必要な資質をそれぞれ、

 

犬=信用

 

猿=知恵

 

キジ=勇気

 

と置き換えて表現しています。

 

そして

 

「信用・知恵・勇気をはじめから備えた人はいない。自分で手に入れるものだ」

「足りない部分は補い合える仲間を作りなさい」

 

というメッセージを発してるのです。

 

また桃太郎が渡したキビ団子ですが、餅で作った団子じゃなくてキビですよ。

すごく質素な団子で有難くもなんともない。

 

しかも1匹につき団子1つ。

 

それでも3匹が命をかけてまでお供をするのは桃太郎の人柄に惹かれたからでしょう。

 

日本一という旗を掲げ「世のため人のために鬼ヶ島へ鬼退治に行く」という信念に共感したからです。

 

生きていくためには仲間が必要です。

1人の力よりも大勢の力の方が当然大きな結果を生み出せます。

 

以上のような、

 

これからの混迷の世の中を生きぬくためのビジョンを描く教育も大切なことだと思います。

 

文科省の皆様どうかOSのバージョンアップの必要性に気付いてください。

 

 

いやいや、それは家庭での教育の問題だろとツッコミが入りそうです。