2020.12.30
起業しようか、どうしようか迷っていた頃、
NLPのマネークリニックを受講しました。
Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略で、
ビジネスと心理学の心理療法です。
二日間の講座で、7万7000円だったと思います。
普遍の変化7つのサイクルに興味があって、
そこを深く知りたかったのが受講のきっかけでした。
この普遍の変化サイクルとは、
生命体が存在する条件の中で、
絶対に変えられない普遍のサイクルのことです。
万物が創造されて137億年、
絶え間なく繰り返される、
変容普遍のサイクル。
自然界の法則や大宇宙の法則とも呼ばれ、
抗えない自然の摂理である。
つまりこのサイクルを知ることによって、
今の自分はどの場所にいるのか、
その場所を知ることによって、次に訪れるであろう自然の流れに乗る、
ということが重要とNLPは説く。
この7つのサイクルは、
①創 造
↓
②成 長
↓
③成 熟
↓
④動 乱
↓
⑤混 沌
↓
⑥ドロッピングオフ
↓
⑦休 眠
このサイクルを落葉樹や恋愛に例える人が多いです。
落葉樹であるなら、
土中のタネが発芽した状態が「①-創造」。
そして、新芽がグングン伸びていく状態が「②-成長」。
やがて実を付けて紅葉する状態が「③-成熟」。
成長が止まり今にも実を落としそうな状態が「④⑤-動乱と混沌」。
実を落とし、枯葉が舞う状態が「⑥-ドロッピングオフ」。
冬眠に入り、種は土中で養分を吸収し、春を迎える状態が「⑦-休眠」。
その当時の私は、
ちょうど混沌から次のステップ、ドロッピングオフに入ったところでした。
この講座で教えないことが一つ。
次に訪れるステージまでの期間。
このサイクルの中で、
人間にとって最も苦しい時期が休眠ではないでしょうか。
(混沌やドロッピングオフも苦しいが。。。)
種や自然のサイクルは定期的です。
季節変動はあるにせよ、冬が何年も続くはずがありません。
必ず春はやってきて、創造が始まる。
その苦しい休眠(冬)の期間は長くても半年くらいです。
しかし、そのサイクルを人間に当てはめると、
その休眠期間は対象や状況によって異なります。
数年間苦しまないといけないことになるかもしれないし、
3ヶ月で次の出会いや仕事が始まることもあります。
「いったい、いつになったら出口の見えないトンネルから、
抜け出ることができるのか」
人はいつもこの状態で悩みます。
答えは誰も教えてはくれません。
しかし、苦しんで耐えた分だけ振り幅も大きく、
土中で栄養を蓄えるように、
成長率も大きいと言えば勇気や希望も湧いてくるでしょう。
NLPで教えてくれるのは、
苦しみの休眠のあとは必ず創造がやってくるということ。
答えは全てあなたの中にあるということ。