あなたのそれ、口癖ですよ

2020.09.29

私の仕事のスタンスとして、クライアントさんの悪しき部分があれば指摘することにしています。

もちろん、お互いの信頼関係ができるまでは思ったことを口にすることはないのですが、そろそろこの辺でとなったら、思ったこと感じたことは遠慮せずに指摘します。

嫌なこと言いますが、その方がクライアントさんご自身のためにもなりますし、ひいては会社や利害関係者の方々にも少なからず影響すると考えていますので、修正した方が将来良くなるなら実践していこうというのが私の取り組みです。

 

先日、クライアントさんの以前から気になっていた口癖を指摘しました。*クライアントさんには掲載の許可済みです笑

 

私:その「さっきも言った通り」って言うの〇〇さんの口癖ですよね。一つの会話の中で一度ならいいんですけど2度3度繰り返されると、ちょっと。。ってなりますよ。

〇〇さん:え!?  そうなんですか、、、(ちょっと考え込んで)まぁ、そうですね。確かに言ってますね。

 

気づかない口癖

少しプライドの高い方だなとは気付いてましたので、伝え方や話かたには気を使っていました。〇〇さんの口癖の「さっきも言った通り」と言うのは言葉の重複を避けるためとか、確認のために気を使って仰っているのかもしれませんが、なんども回数を重ねると「わかっとるわい」「バカにすんな」と、本人はその気が無くてもどうしても上から目線に感じてしまいます。それを金融機関や取引先で使おうものなら、生意気なバカ息子とか世間知らずのボンボンとか言われかねません。そのことが後々の取引に影響することだってあります。

 

誰も指摘しない

「なくて七癖あって四十八癖」というように人間誰しも癖があります。その癖はその人の個性だったり特徴だったりするので、そこを活かしたり強調すれば良いのですが、なんか気になる「イラっ」とさせる癖もあります。この厄介なのが口癖に多いのです。ところがその口癖を指摘する人は実に少ない。指摘した本人が損することはあっても得することはないと考える人が多いからです。他人のキャラクターの一部を否定する行為になるわけですから親でさえ躊躇します。特に経営者やそのご子息の後継者になれば陰口はあっても面前でその人の癖を指摘するにはそれなりの度胸が必要です。

 

コンサルの仕事

コンサルタントの仕事は、単にその会社の数字を改善させたり事業計画書を作って完了ではないと思ってます。経営者や後継者の方々に気付いてもらうというのもサービスの一貫です。経営者と言う立場上、従業員や家族、取引先から指摘されないことの方が多く、言い方は悪いですが「裸の王様」状態になってる場合も少なくないのです。ですから自分で気がつかないことは誰かがしっかり指摘し、未知のことに気付いてもらいリスクヘッジにお役立ていただくのも重要な役目だと思っています。

こう言うと偉そうにと思われるかもしれませんが、この指摘することは簡単ではありません。できればしたくありません。耳障りの良いことを連呼して気持ちよくなってもらった方が正直楽です。聖人君子でない私が他人の癖や間違いを指摘するのですから、お前が言うなと突っ込まれるのを覚悟しながら指摘してます。ただ、私も同じように裸の王様になって失敗した経験があるので、その辺りは充分気持ちを込めてお話しするよう心がけています。

 

ただ、あれもこれも否定すると人は心を閉ざしてしまいます。

口癖で気になるけど、まぁここはクリアにしておこうと言うのもあります。

 

「ぼくテキにはこう思うんですよね」    →  「私はこう思います」だろが。

「ご使用頂けるカタチとなっております」  →  「ご使用いただけます」でしょ!

「私ってこう言う人じゃないですかぁ」   →  「知らんがな。。笑」

 

 

指摘するかするまいか悩むギリギリのラインです。