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リスクを取る考え方

2021.04.17

人生

2020年11月19日。

九十九里浜におびただしい量のハマグリの映像を目にしました。

肉厚で美味しそうな極上のハマグリです。

市場で買ったら一個500円はするでしょう。

ほんとうは漁業権の関係で勝手に獲ってはいけません。

そんなのお構いなしでバケツで持って帰る人が大勢いました。

地元漁師の方もこんな事は初めてだと驚きます。

そんな映像を見ながら一抹の不安がよぎりました。

動物や魚介類の異常行動は天変地異の前触れである。

大きな地震や災害の前触れでないことを祈ります。

何が起こるかわからない

その3日後。11月22日。

茨城県北部に震度5弱の地震が発生しました。

東日本大震災からもうすぐ10年。

そして新型ウィルスの感染拡大が今全世界で進行中。

私たちの住む世界は危険になってしまった」と感じています。

でも考えてみれば、それ以前だって、世界はそんなに安全ではなかったのです。

地震はいつ起こるかわからない。

交通事故だっていつ会うかもわからない。

勤めてる会社が突然倒産するかもしれない。

大切な家族と離ればなれになるかもしれない。

悲観的なことばかりですけど、

考えてみれば100%の保証なんて何ひとつないのですよ。

そんななか、自己正常バイアスのせいで、

自分だけは大丈夫」という暗示のもとに生きてきたから、

そのリスクを勘案しなかっただけです。

でも、常にリスクはあったのです。

リスクを自覚するということ

後輩を亡くして、会社も失くして、全てを失った。

そんな時に初めて出会う感覚があります。

人生何が起こるかわからない。

自己正常化バイアスが機能しなくなる瞬間があります。

「何が起こるかわからないリスク」にさらされている、

ということに自覚的になってはじめて、

様々なリスクというものは急に降りかかってくるものと改めて思うようになりました。

もともと、「生きて、選択して、行動する」ということは、

リスクをとることの繰り返しだったということに気がつきます。

人生は予測のつかないことの繰り返しです。

親の会社が倒産する。

連帯保証人として債務を抱える。

痴呆症になった親の介護。

言い出せばきりがありませんが。

まさかの地震で家屋が倒壊。

そして新型ウィルス感染拡大。

次は自分が罹患者になってしまうかもしれないと怯える毎日。

そもそも、そういう自分では予測のつかない変化はいつだって起きるもの。

そういうものなんだと考えれば、

生きていくということを再確認することができます。

そう考えると、リスクのないものを選ぼうとか、

安全圏に行こうという発想がいかに非現実的か。

ということに気がつきます。

残念ながらリスクはどこに行ってもある。

だから、なるべくリスクを具体的に把握するように心がけ、

そのリスクに向き合うための生き方や考え方を身につけて、

リスクを受け入れる。

それが一番現実的な回答になるわけです。

リスクに脅えても仕方がない

また、何が起こるかわからないリスクの対照に、

自分の手が届かない範囲の外で、

全く予想しなかったことが起こって、

チャンスとして現れることもあります。

プラスとマイナス。陰と陽。古来から対照にある原理です。

安全(だと思っていた)な世界から危険な世界に変わってしまった、

と脅えるだけでは、大事なことが見えなくなってしまいます。

脅えていたら、現実的に考えることができなくなってしまう。

今までの世界もこれからの世界も、

何を自分で選択するのか、

何をもって良しとするのかというのは、結局、自分が決めないといけない。

間違った選択をしてしまって後悔していても、

後になって振り向いたらその選択が正解だったということはよくあることです。

間違っていても、

結局はそれが正解だった。

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