孫の教育に口出すな

2020.12.01

妻から見た、嫁ぎ先(家)と義親。よく揉めるのが、孫である子供の教育に口を出してくることが多いのではないでしょうか。とくに同族経営の家庭で育っていない妻は、義親の考え方や価値観の違いで衝突することが多いです。また、板挟みになる後継者のストレスは本業に支障をきたしかねません。

 

家業という教育

マナーや躾けに関しては昭和っぽくて古臭いと思っても、後継者の妻は義親の言うことに従うべきです。同族経営の場合は家業と教育が密接に関わってきます。それはただの教育ではなく、帝王学を学ばせることが目的だったりします。

つまり、子供に家業を継がせることが前提である家庭の教育と、一般的な家庭の教育とでは根本が異なるということです。そのことについて祖父母が何か口を出してきても、それはしょうがありません。

後継者の妻となる方は、どういう家庭に嫁ぐのか前もってわかっていたと思います。「結婚なんて勢いだ」結婚を決める際に、冷静になって、そんな先のことまでわからない。と言われればそれまでなんですが、子供が生まれて、その後の子供の人生もしっかりシミュレーションしておかないといけないのです。それが、後継者の家に嫁ぐということです。

 

後継者の責任

そうならないためにも、しっかり後継者が結婚前に将来の妻となる彼女に対してはっきりと「子供は跡継ぎにする」と明言しておくことが必要です。この時、後継者自身がこの後どうなるかわからない段階で、示唆するのは非常に難しいことですし、過去に経験がないので、そのような発想すら出てきません。確かにそうですね。よくわかります。でも、今思えばすごく重要なことなんです。A4用紙で手書きでもいいので誓約書取っておいてもいいぐらいです。

結婚する前の妻と出産した妻は違う場合が多いと思います。妻は母として、家業よりも旦那よりも、子供の安全を願うものです。職業も教育も自由にさせたいと願う母は多いのです。

後継者と結婚するという事は経済的な豊かさもあるかとは思いますが、同時にリスクや自分の子供の教育方針にも大きく影響することを、結婚して、子供を授かった後でもいいので、ゆっくり夫婦で話し合いされることをお勧めします。それを妻や子供に求めるためには、思いやりや家事も積極的にやってこそ受け入れられることです。毎晩のように「仕事だ」とエクスキューズして飲み歩いていたのでは、ダメですよね〜。