大器晩成のひと

2020.12.29

サザエさんの磯野波平は54歳なのをご存知でしょうか。

今の時代からすれば、波平に1.4をかけて75歳くらいがちょうどいい。

 

会社で早期退職の募集があったり、「定年」が見えてきたりなど、

第二、第三の人生について迷ったり悩んだりしている50代の会社員は

多いと思います。

 

実際、早期退職を募集する上場企業は増えているようで、

東京商工リサーチによると、

2019年1月から9月に、

希望・早期退職者を募った上場企業は27社、

対象人数は1万342人と、6年ぶりに1万人を超えたようです。

 

とはいえ、経済的な不安や家族の事情など、

さまざまな条件や制約があったり、

ロールモデルが見つからなかったりなどで、

次の仕事や生き方を見つけるのは容易なことではありません。

 

そんなときヒントをくれるのが、遅咲きの人たちの生き方なんです。

『遅咲き偉人伝』(PHP研究所)の著者である久恒啓一氏によると、

実に面白い見解が示されています。

 

人生100年時代を再定義し、昔年齢に1.6をかけるのだそうです。

例えば昔の30歳は今の48歳、

40歳は今の64歳。

60歳は96歳なんだそうです。

 

そう言われてみれば、今の48歳ってアグレッシブで、かっこいい。

昔年齢の定義ははっきりしないのだけれど、

例えば、

国民的人気テレビアニメのサザエさんと天才バカボン。

 

磯野波平は番組の中では54歳と前述しました。

あの威厳と貫禄たっぷりで、

独特のヘアスタイルで和装で囲碁、盆栽、俳句。

今ドキあんな滑稽な54歳、笑える。

 

バカボンもサザエさんもテレビで、

アニメ放送が開始されたのが1969年と1971年。

間とって1970年とすると、その当時の平均寿命が60代後半。

 

2020年の推定だと80代後半。

久恒氏の言う、

昔年齢に1.6かけるのは大袈裟感があるので、

私は昔年齢に1.4をかける。

 

昔の30歳が今の42歳。

波平が昔の54歳であれば、今の76歳が妥当だろう。

 

先述しました、久恒氏ですがJAL日本航空に入社し、

早期退職から大学教授に転身すると言う、

異例の履歴をお持ちの方です。

 

今では遅咲きで成功した偉人研究をされており、

そんな氏が遅咲きの人に共通する点とは、

 

いくつになっても自分のゴールがずっと向こうにある人なんだそうです。

自分のピークはまだ来てない。

諦めない人なんですね。

 

それとは反対にしょぼんでしまう人は、

自分は功成り名遂げたと、思っている人なんだそうですよ。

 

天下った官僚にしても政治家にしても、

過去の自慢話ばっかりする人、

いますよね。

 

なるほど。同感。

 

私の人生はあと20年。

 

今からゆっくり上がっていって、

63歳のピークに向けて昇華して、

そして75歳の誕生日にヒマラヤの麓のクレバスに、

落下して永久凍土になるのが夢。

 

人生も自ら強制的にゴール決めなきゃです。

 

マラソンだって、

走る前に42.195kmっていうゴールがあるから走れるのよ。

 

ゴールがなきゃ、マラソンなんて、

走りませんよね、誰も。